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お稽古

絹擦会
(木場大輔 胡弓教室)のご案内

絹擦会は、胡弓演奏家 木場大輔が主宰する胡弓教室です。

随時入門、見学を受け付けています。

●稽古場情報
絹擦会(きぬずれかい) 木場大輔 胡弓教室

東京 新御徒町、巣鴨
月2回15,000円、月1回10,000円

大阪 上新庄
月1回10,000円+諸経費3,000円

場所や日程など詳細はお問合せ下さい。

©️木場大輔

木場大輔の胡弓のいろは

木場大輔

<胡弓を習ってみませんか?胡弓のお稽古への誘い>

■胡弓の魅力
胡弓は、小さな三味線をふわふわの弓で擦って奏でる、日本独自の擦弦楽器です。
中国の二胡と間違えられやすいですが、全く異なる楽器です。
三味線や箏などはじいて奏でるものが大多数の日本の弦楽器の中にあって、胡弓は弓で長い音が出せるため、笛のような伸びやかな旋律を奏でることができます。
絹糸の弦を弓で擦ることから生まれる独特な音色が、胡弓の魅力です。
柔らかい弓でブーンと震わせる絹絃の響きが心地よくて、時を忘れてしまうほど練習に没頭してしまう人も沢山います。

■胡弓のレパートリー
胡弓は、富山県の「おわら風の盆」や、文楽・歌舞伎の「阿古屋」で活躍することで知られています。「鶴の巣籠り」などの胡弓主体の音楽「胡弓本曲」も重厚な魅力を持っています。そして胡弓の伝統曲で最も大きな位置を占めるのが、三味線音楽「地歌」や、三味線・箏・胡弓による「三曲合奏」です。
凛とした日本の伝統音楽にふれることができるのも胡弓の愉しみのひとつです。
現在では胡弓を用いた創作や、洋楽器とのコラボレーションなども盛んに行われており、レパートリーの可能性は無限大です。

■今こそ胡弓を身近に
これまで主に三味線や箏の演奏家が胡弓の演奏を担ってきた歴史があり、胡弓が単独で活躍する場面は限られていました。
そのため、身近に習える楽器というイメージもあまりないかもしれません。
しかし、日本ならではの歴史と洗練の魅力ある胡弓が身近に習えないのはあまりにももったいない…そんな想いから、私は胡弓の演奏活動と並行しながら、独自の胡弓メソッドや教材、わかりやすい楽譜作りに日々取り組んでいます。
ぜひ今こそ多くの方に胡弓を習って頂きたいと考えています。

■胡弓を習う効能
胡弓を習うことで、嬉しい効能があるかもしれません。
胡弓の稽古は座禅のような面があります。胡弓は音が続く楽器のため、常に自分が出している音に耳を傾け、音色や音程に気を配り続ける必要があります。姿勢が乱れたり雑念が混じると、たちまち音に反映されてしまいます。常に自分の音色と向き合うことで集中力・精神力を高め、体幹を意識することで姿勢も良くなります。
合奏では判断力や適応力・瞬発力も鍛えられ、また長い曲を暗譜で演奏することで、記憶力の向上も期待できます。そして音楽力・表現力・感受性の向上により人生を豊かにしてくれるでしょう。
表現を追求することで、仕事や日常生活では気づかない自分の新たな一面を発見できるかもしれません。
合奏稽古やおさらい会を通じて出会う稽古仲間も、稽古で得られる大切な財産です。
学生から社会人はもちろん、70代になってから始める方もおられます。
ぜひ胡弓を習ってみませんか。
仲間が待っています!

動画付きレッスンブログ

胡弓の演奏に必要な知識を、基本的な楽器の扱い方から美しい音色で奏でるコツまで、動画つきで解説します。初歩的なことをキチンと押さえていけば音色が劇的に変わります。
なお、胡弓には様々な伝承があり、出来る限り沢山の方法を検証した結果、自分がベストと思った方法を中心にご紹介しますが、それ以外の伝承や方法を否定するものではありません。他流の方が参考になさる場合は、お師匠様のお考えを第一に尊重なさって下さい。
様々なジャンルや流派の間で育まれた胡弓の多様な世界がさらなる発展を遂げることを願い、演奏技術の向上と、楽器に対する知識を多くの方と共有することがこのブログの目的です。

胡弓のいろは
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